2010年6月2日水曜日

娘の後姿に・・・

娘時代、出版社に勤めていた頃、
太秦の近くに住んでいました
地名は嵯峨野開町
最寄の駅は嵐電の帷子の辻駅です
父方の叔父の家の近くに、当時家賃26000円のお風呂なしアパートに住んでいました
お風呂は太映通りの銭湯へ行っていましたが、
仕事が長引き、銭湯の終了までに間にあわず、台所の流しで洗髪をしたり・・・
それでも色んな夢を見て頑張っていた気がします
(まさか当時、今のようにキルトに夢中になるなんて思っても見なかったです)

今日はそんな郷愁を誘われる思いに娘が参加したような、そんな感じで
映画館へ松竹「京都太秦物語」を観に母と出かけました


と言うのは
山田洋二監督の下立命館の映像学部生が撮った映画がこの作品です
娘の一回上の先輩達だと言うことですが、
昨年秋ごろだったでしょうか、帰宅していた娘に先輩からメールが来て
この映画のエキストラに、と言うことで学校に出かけたのですが、
大学に入ってすぐ、図書館でであった山田監督に握手をしてもらったと大感激で帰っていた娘に、
今回は、すぐ名前を覚えていただいて
「○○さん動きが硬いよ」と演技指導してもらったとまたまた大感激!!!
カットされなければ、チラッとぐらいは映るかな、と期待していました


娘は試写などで観たようですが、「ちょっとだけね」
とは言うものの、母と金曜日までの公開と聞き大慌てで、何はさておき出かけた次第です

まあなんとも、地元の方などまさに京都弁でおしゃべりするご婦人方ばかり・・・
「何処何処どすな、だれだれはんや、」などなど
上映中もおしゃべり三昧
この映画は、太映通りを舞台にして、そこに住む人たちが出演して、話しが展開していきます
壇れいさんのナレーションで、主人公の女の子と幼な馴染みの、エグザイルのUSAさんが
軽快なダンスも交えて、出演、そこへ客員教授の男性と、
とにかく太秦のあちこちの景色を盛り込みながら展開していきます
その景色に、かつて20年以上も昔暮らし、通ったあの通りが、あの景色のまま飛び込んできました

さておき娘は図書館のシーンで、しっかり後姿が映っていました
母と思わず「○○や○○や」と叫んでしまいクスクス、周りから笑われてしまいました

隣のご夫人は、「ここの学費は高いんや、やっぱり学生の程度の映画だ」
と言うようなことを言っていましたが、
しまったと思われたらしく、それからはかなり気遣って物言いwされていました・・・笑

ハイ確かに親は大変です・・・笑
でも夢中になれることをもっていてくれること、ありがたいと思っています

主人は、DVDの発売を首を長くして待っています

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