2025年6月10日火曜日

順縁

いよいよ梅雨に突入ですね。
外の草の心配も雨では動けないし、存分に自宅時間をキルトに当てれるなぁって思っています。

最近色々な方から、木地や副資材を頂くことが多くなりました。
使いきれないから、なにかに活かせて。と。
その作品に合うシーンごとに、使わせていただくようにしています。
もう還暦過ぎちゃった。と自分では思うのですが、年配の生徒さんには、「まだ先生は若いんやから」と言われます。
それでも、父や叔父たちを送る年齢になってきたようです。

先日は叔父がなくなりました。昨年の父のの葬儀には、入退院を繰り返すなか、千葉から京都まで葬儀に参列してくれたのですが、その後、痛みを伴う闘病生活で本当に辛かったようです。
叔父の最後を叔母から聞きました。
「ありがとう、バイバイ」だったようです。
叔父の奥さんも体のためを思って口うるさくあれこれ言ったり、叔父も痛みなどから、衝突ポイこともあったようですが、最後に本当の感謝を伝えていかれたようです。
素敵な最後ですよね。
叔父は母の弟で、ちょっとやんちゃ感のある人でした。私が幼い頃、母の実家で、私の父と二人、正座させられて、教育職だった祖父になにかお説教されていることがあって、なぜかこの記憶は、鮮烈なのに微笑ましく私の中にあります(笑)
そんな叔父は呉服関係の仕事をしていたので、間違いの無いものをいつも叔父がお世話してくれました。
「着付けの講師してるんなら、良いもの身に付けないとダメじゃん」と言って、送ってくれていました。
それらの着物は、私も自信をもって着れたので本当に良く着ました。着物好きはこの辺からでしょうか。

父兄弟は全員が亡くなり、母の兄弟は神奈川の叔母と母二人になってしまいました。
叔母には今も何時間と愚痴を聞いてもらえる本当に感謝の叔母です。
もっと母も会いたいでしょうけど。弟夫婦のもとに身を寄せているので思いにならず
のままですが。

順縁、とよく聞いてきました。
偲んでもらえる素敵な人生の終わりになるよう、1日1日、人のためだなぁと思えます。






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